2013.03.17、ノイズ、映像、なんかに関し、片方酔ってSMS対談。
（…前略…）
何回も言ってる事ですが、モノを作るのはおもしろいですからね。
何回きいてもいいセリフですねぇ…（笑）
合わなさ、を楽しめるのがいいです。
合わないのは仕方ないですね。
いいんじゃないでしょうか、違うもの同士の関わりで、
作品が面白くなるわけだから。
合わない、を楽しみましょう。
そこらの化学変化ですかね。笑
そうですね、錬金術みたいです（笑）
基本的には全ての物事が関係性があると思ってます。
ああ、周りで起こることや関わる人や物事が全て、
てことですか？そうですね。
制作者集団で完結する方向では違う気がしますね。
基本的にはそうでしょうね。風が強い。って事から連想したり、
あったかくなってきた。から連想もありますから。
今のは何を連想したのか、具体的にあるんですか？
この前のノイズのとかで、今日はいい天気。ってのも、
もしかしたら関係してるかもしれないです。
ああ、それは確実にあると思います、私は特に、
外界の状態に影響されるので、
ご存知の通り面倒な感じに（笑）（しかしすみません。）
となると、全体の環境の中にうちら二人も含まれる。訳ですね。
外界を受けて通して見せる（聴かせる）、
フィルターとかエフェクター、アンプでありつつ、
外界に左右されるようなフレキシブルな強度の、という感じ…
ちょっと酔ってる俺には難しいです。笑
映像で見たものも、見た瞬間に関係してる。みたいな感じですかね。
そうですね、ただ映ってる、でなくて視線になり、
板垣さんの表現もその時その場の空気が入り込む、
それがまたこちらに響き、てわけで。難しい？（笑）
それはわかります。大丈夫です。
全てが関係していく瞬間ですね。
映像という、既に過ぎた物を受け付けるような。
そうですね、映像は見る人には時間も普通の流れと
変わってくるので（見てる今と映されてる今が平行）
余計に重層で外界と関与する体験かも知れません。
時間が流れてるけど。流れてないみたいな。
ある種の確立された空間があって、現在とクロスする的な。
そうですね。昔話とか、お年寄りが繰り返し話す思い出も
そんな感じします。
島宇宙的な、別の時空間が、
移っては行けないけど並走してる感覚。
あるけど、無くて、無いけどある世界ですね。
ノイズの考え方と似てますね。
ほんとですね。媒体は違うけど、作り出す世界の動態が似てて、
でも形質は全く違うがゆえに、組み合わせ的に化学変化が面白いのかも。
民話とかは確実な想像を提供して、
ノイズは不確実な想像を提供するって感じですかね。
そうですね、でもそれぞれがテイストや、不確実性（自由度）と
確実性（想像・創造の一定の制約）を含むかと。
別ものというよりつながった両端のよう。
それぞれということはそれぞれにやはり要素があるってので、
考えていいんですかね。
そう思います、ノイズもある程度、具体的イメージが伝わるようで。
熊の子の映像を見た人たちもノイズに一番反応してた風で。
自由度の分印象も強いです。
ノイズは規格が本当に無いからですかね。
そこに鑑賞者も自分の表現の可能性を見るのかもしれないです。
だからノイズ撮ることやイベントやってくことは、
かなり意味大きいと思いますよ。
抽象画もそうだと思うんです。あと、アートフェスで
大友さんとやる遠藤一郎さんとか。
ようするに、やるかやらないかですかね。
（…後略…）